青梅あんてな -東京・西多摩-

東京の近くが便利、でも車やビルで混み合った都会はちょっと苦手。そんな人におすすめする町、それが青梅。

青梅マラソンはもうすぐ50歳

ひょんなことから青梅マラソンにエントリーすることになった。

 

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青梅マラソン」は有名なので耳にしたこともあるかもしれない。青梅マラソンがどれだけ一大イベントなのかというと、スタート地点に“青梅マラソンスタート地点”という看板が道路に固定設置されているのだ。青看板と同じくらいのデッカイやつだ。折り返し地点も同じ。

 青梅マラソンを調べてみると第1回は1967年(昭和42年)だ。えっ、48年前?だいぶ歴史のあるマラソン大会だな。しかも初回は337名とわずかな参加者だったのに、今や2万人近い人が参加するマンモス大会に成長している。そしてなかなかエントリーできず2次募集の抽選は結構落選するとか。そりゃあスタートとゴールに看板立つわね。青梅マラソンの歴史については公式ページをご参照いただきたい。

 

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青梅よ、廃れないで。

私は青梅の出身じゃない。住んでいるだけだ。

もっと言うと、青梅市じゃなく隣の羽村市に住んでいて青梅によく遊びに行くだけだ。

でも趣味のロードバイクで青梅駅前の自転車屋には週1回以上おじゃましているので、もう自分にとっては青梅はホームタウンなのだ。自然も多いし、街の雰囲気もいい感じ。青梅が気に入ったからいつか青梅市民になりたいなーなんて思ってる。

 

 青梅駅前の自転車屋に行くようになるまで、青梅というのは名前しか知らない土地だった。駅前通りも狭くてごちゃごちゃしていて(ロードバイク乗りとして)通りにくかったし、ぱっと見ても食事処がわかりにくく、ロードバイク専用のバイクラックもなければ置くのに良さそうなスペースもあまりない。治安は悪そうじゃないけど、止まる理由がないのでいつも通り過ぎるだけだった。

 でも立ち止まってよくみるととても情緒がある街なのだ。駅前通りは平屋2階建ての建物ばかりで、レトロな風貌な建物も多くとてもどこかノスタルジックだ。駅前通りは金物屋や総菜屋、足袋屋など昔ながらの専門店が並ならぶ。そして間には小さな路地が迷路のように這っていて古い民家の隙間を縫って歩けば旅心が刺激される。そこには生活があるのだ。そして驚いたのは夜は早々にシャッターが閉まることだ。8時を過ぎてやっているお店は数えるほど。なんて健全な街だろう。他の土地から来た自分にはとてもワクワクする街だ。さらに青梅が地元の友達ができるといろんな隠れた名店があることに気づく。豆腐屋とわからない豆腐屋、知らなければ入りにくい古風な風貌のトンカツ屋、奥まった場所にひっそりある赤提灯の飲み屋。地元の人しか知らない隠れた名店だ。

 

しかし、よく通うようになるとあることに気づく。

「新しい店が少ない」

新しい店というのは何もきらびやかやな都心のブティックのような店を指しているわけではない。商売の活気といったものが弱く、街がションボリしている気がするのだ。

 

そんなとき喫茶店シャノアールが閉店した。

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はじめに

 ひょんなことから青梅のアンテナブログを書いてみることにした。

 まさか青梅について何か活動することになるとは思ってもなかったけど、周りも応援もあってまずは前に進んでみようと思う。

 

 「こういうことしてみたいなー」と口にした時、周りの反応が前向きだったら進めってことだろうと思う。いいタイミングだっていう「サイン」みたいなものかな。

  何事も一人じゃ大したことはできない。だから他の人の協力が必要だ。一人のほうがフットワークが軽くて何か始めるのも辞めるのも自由で楽だけど、実際ひとりって出来る事って大したことない。どこかで他人を巻き込まないと物事は前進できないし、人に面白いと思ってもらえる何かを作るには2人以上の力が不可欠だと思う。

 

  小さい頃から形に残る「なにか」を作りたいという気持ちが漠然とあって、それがひょんなことから青梅に人を呼びたいという話につながって、さらに人に話したら次々に面白そうと声が上がった。先が見えない不安はあるけど、逆にみんなで楽しみながら何かが出来上がったほうが面白いんじゃないか?

 

考えてても始まらないし、まずは動いてみることにしよう。

その中で少しずつ自分のやりたい「形」を見つけて具体化していこう。