青梅あんてな -東京・西多摩-

東京の近くが便利、でも車やビルで混み合った都会はちょっと苦手。そんな人におすすめする町、それが青梅。

地域の活性化-人がその場所に来るまでの流れ

 突然ですが、このブログを読んでくれているみなさんは「青梅」をなんと発音していますか?「あおうめ」?

 ―正解は「おうめ」です。

 

 このブログを始めてみて気づいた事実。

  “「青梅」は知名度が低い!”

  幸か不幸か、大雪でテレビに出た関係で以前よりは「青梅」の知名度が上がったものの、やはりブログの検索ワードは「青梅 雪」なので一時的なヒットでしかないということになる。世の中には一体どれくらいの人が本当の意味で「青梅」と検索してくれているのだろう。うーん。

  地域の知名度を上げるために何からしたらいいのか考えてみた。

人がその場所に来るまでの流れ 

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  1. 知る:名産品、名所、イベント、その街に関する広告・記事がある
  2. 興味をもつ:美味しい、珍しい、楽しい、気になる内容がある
  3. 行く:キッカケがある(機会を作る)
  4. 楽しい:観光できる場所がある、味わいがある、癒しがあるなど
  5. 好きになる:雰囲気・居心地がいい、刺激的、予想を上回る感動がある
  6. リピートする:気に入る→再来訪、商売、移住

 

 見知らぬ土地に人が来る手順を想像すると、まずはきっかけ→その土地のことを知る→興味を持つ→実際に行ってみる、という流れがあって、その後行ってみた時の楽しさや魅力の度合いによってリピーターになってくれる。場合によっては住んだり商売をしに来てくれる。

 この流れを作るためにはそれぞれの内容をバランスよく充実させる必要があるけど、そうは言ってもコスト的にも人員的にも限界があるので、まずは「できることから始めよう」が基本の合言葉になる。できそうなこととしてぱっと思いつくのが①名産品を作ること、②地域に来て楽しみやすい要素を作ること。それぞれについて考えてみた。

①名産品を作ること

テレビでピックアップされたことで世間では「ふるさと納税」の認知度が高まっている。うーん、まさにこれだ!と思って某ふるさと納税サイトを覗いてみたら青梅については特典(寄付に対して名産品を送るシステム)はありませんでした。現在青梅市への寄付金は環境保全文化財保護/観光・交流・定住促進などに使われるようで、個人的にはこれだけじゃ寄付する方も楽しくないよなあと思うのでした。人はモノで釣られるのだよ!特典!特典!…ですが、市のレベルで人を動かさなきゃいけなそうなのでとりあえず保留。

②地域に来て楽しみやすい要素を作ること

地域を青梅駅前に限定した場合、来た人にレトロな街を楽しんでもらえるような仕掛けが必要。既に神社や隠れたお店があるわけだから、街めぐりマップがあれば見知らぬ土地も歩きやすい。それから、お水や食べ物を調達できる場所と休憩場所があるといい。まずはモデルルートを書いたマップを作成すること、それから水や食べ物、休憩場所、ゴミ箱を用意することがポイントかな。食べ物については街のコンセプトに沿ったものがあるといいな。食べ歩きとマップについてはちょっとずつ動きがあるようなので協力しつつ見守りつつです。