青梅あんてな -東京・西多摩-

東京の近くが便利、でも車やビルで混み合った都会はちょっと苦手。そんな人におすすめする町、それが青梅。

レトロな街・場所の魅力

 なぜ自分がこうまでして青梅を応援したいのかと考えてみたら、答えはシンプルだった。単純に自分がノスタルジックな街が好きだからだ。たしかによく考えていみれば青梅はノスタルジックの原石じゃないか。

 ノスタルジック=懐古的、つまり昔ながらの古き良き街並み・面影を残した懐かしい感じのことだ。つまりレトロ感はノスタルジックさを磨きあげる一番重要な要素になる。日々ビルに囲まれた都会の喧騒にもまれている人にとって、ノスタルジックな街並みは都会を忘れさせてくれる隠れ家のような場所ともいえる。旅先でノスタルジックな場所に行くと時間が経つのを忘れてついついゆっくりしてしまった経験はないだろうか。そんな場所が中央線一本で行ける好立地にあったら・・・・ええ、私は住みたい。是非ともだ!ということで私は青梅にそんな風に人を癒す街になってもらいたいと思っているので青梅のレトロモダン化を応援するのです。

 

 さて今回は自分の行ったことのあるノスタルジックな街・場所を紹介してみる。何か青梅の活性化に役立つかもしれない。

 

 

 九扮(きゅうふん)ー台湾

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 昔、台北(台湾)の九扮(きゅうふん)という小さな田舎町に行ったことがある。台北ではよく知られた観光スポットで、ノスタルジックな街並みが売りになっている。

f:id:cobok:20090307192444j:plain路地にかかった赤い提灯がとても印象的。特に雨が降るとさらに情緒あふれる街並みにかわり、のんびり散策したり雨宿りついでにお茶屋に長居したくなる。中国茶だから茶葉の持ちがものすごくいいんだこれが(10回くらい持つ)。それが長居の原因でもあるw

 もちろん街には人も住んでいて、マイペースな住人の暮らしを垣間見ることができる。

 

 

カトマンズ ーネパール・首都

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ネパールはインドとチベットに挟まれた小さな山国である。最近イモトがエベレスト登頂でネパールに行っていたのでそこそこ知名度は上がったかもしれない。

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 この国はある意味ノスタルジック感満点な街並みが魅力である。ただし、ノスタルジック感を売りにしているわけではないので、実際にはきれいな部分ばかりではないのが現実だけど。

 この街について参考になることといえばバックパッカーの宿場町であるということ。安く泊まれ、安く食べられ、そしてゆったりと過ごすことができ、旅行者同士が情報交換できるハブ的な機能を持っている。宿泊費が安いので気のすむまでこの街に棲みついている日本人もいる(バックパッカー用語で沈没というらしい)。

 また寺院も多く、寺詣りや礼拝で気持ちを清めることもできる。宗教は仏教とヒンズー教

 

  

古民家改造カフェ(POINT WEATHER)ー神奈川県・綱島

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 最後は国内のお店の紹介。旅行者の集まる古民家改造カフェ。

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東横線綱島駅から徒歩5分のところにあるカフェ。古民家を改造し、レトロな感じを活かしたまさに目指すべきモダンレトロ。

 f:id:cobok:20140209132548j:plainこのお店は海外旅行好きの店長さんが旅の本をたくさん集めており、単なるカフェとしてだけではなく旅の計画を打ち合わせしたり、昔行った旅先の思い出に馳せることもできるのだ。とても落ち着いた雰囲気で3~4時間くらい過ごしてしまった。

 カフェを開けていない午前中はイベントスペースとしても貸し出しているとか。アーティストさんやグループワークにいい。

 

 

 まとめ

 今回紹介した3つの場所をみると、どれも共通して「テーマ」「ターゲット」が決まっていることに気付いた。九扮はノスタルジックな雰囲気を売りにし、観光客をターゲットにした土産物店で生計を立てている。ネパールは各地へのハブを売りに、旅行者をターゲットにした案内商売や宿泊で生計を立てている。古民家カフェはレトロとカフェを売りし、お客さんにゆっくりしてもらうことで客単価とリピート率を上げて生計を立てている。

 ・・・・・さて、青梅は?