青梅あんてな -東京・西多摩-

東京の近くが便利、でも車やビルで混み合った都会はちょっと苦手。そんな人におすすめする町、それが青梅。

「東京X豚(TOKYO X)」は実は青梅生まれ。

 この前、つぶあんカフェで「観光地といったら食べ歩きがあるよね」という話が上がった。言われてみれば。

 そこで食べ歩きと観光地について考えてみた。

 

観光地と食べ歩きの関係 

 一般的に観光地の食べ歩きといえば、テキ屋が出してる焼きそばなどの屋台から地元の商店が出してる名産品・饅頭などの出店が思い浮かぶ。そう、呼び込みがあって、店員が道から見える。これだよね。あるとたしかにその場所に『活気』があふれる。

「食べ歩き」→「屋台」→「呼び込み」→「声」→「にぎわい」→「人が集まる」という流れだ!

 

 そういう観点からみてみると、先日行ってきた吉野梅郷周辺の沿道もとても活気にあふれていた。屋台が出て、アンテナショップが呼び込みをしていて、ご当地のものを使った食品を売っていて、観光地っぽい感じが全面に出ていた。青梅駅前も是非とも参考にしなくては!

 

 そこの屋台で、おや?と思った食べ歩き食品を発見。

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 ライスメンチというボール状の食べ物。直径6cmくらい。外は細かいパン粉をつけて揚げたようなカリカリ衣に甘辛いソースだれが掛かっている。かぶりつくと、ああなるほど!外からメンチ肉、ご飯、チーズの3層構造になっているじゃないですか!

う、ウマーーーー(゚д゚)ーーーーー!!

サイズも量も味もちょうどいい。こういう食べ歩きフード、青梅駅前にもほしい!

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青梅の梅がウイルス感染…さようなら吉野梅郷。

 この三連休、とある青梅の駅が人でごった返していたらしい。

  ーそれは「日向和田(ひなたわだ)駅」。吉野梅郷の最寄り駅だ。

 

 メディアで放送していたらしいのでもしかしたら耳にしている方もいるかもしれないけど、梅がウイルスに感染し、周りに広がり始めているので全ての梅の木を切らなければいけなくなったのだ。大変不名誉なことに青梅市の梅が起点だとか。確かに青梅には吉野梅郷という梅の公園があって春には1260本の梅が満開を迎えるのに、来年からはもう見られない。復活までには10年以上かかるといわれている。梅が無い青梅(おうめ)なんて青梅じゃないじゃん。

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 梅に感染したウイルスの名前は「プラムポックス」。世界的には知られていたウイルスだけど、梅に感染した例は2009年に発見されたのが世界で初。アブラムシによってウイルスが運ばれるらしい。このウイルスは梅やモモなどの樹木に感染すると、葉や花びら、果実の皮に斑紋ができ、果樹の外観が悪くなるため商品価値がほどんとなくなってしまいます。また早い段階で実が落ちてしまうので収穫量が激減し果樹農家に大打撃になってしまうので早急に対策が必要とのこと

 

 この件に関しては梅切るのか~とぼんやり構えていたのですが、実は国家レベルの措置だということが分かり衝撃を受けたわけです。

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「青梅」のいいところ・こうなってほしいところ

  あらためて見直してみると青梅はかなり高いポテンシャルを秘めている!まあ色々と地域的な“しがらみ”があり、なかなか新規参入者にとってハードルの高い状況が続きそうだけど、長い目で見たときには観光地としても住むにしてもいい街になって欲しいと思う。

 とりあえず、青梅市のいいところと青梅市の中心街である青梅駅前には自分なりにこんな風になってほしいと思っていることをメモしておく。

 

1.都心へアクセスしやすいベッドタウン

  • 東京都
  • 青梅は都心に通勤しやすい(中央線で1本、本数も10分に1本ある)
  • 都心より気温が低い(夏は涼しい)
  • 緑が多い、空気がきれい、高い建物が少ない 

 

家族で過ごす時間を大切にしたい、なるべく自然の中で生活したいという方々には最適なこの場所。青梅駅前は別ですが、青梅市内としてはホームセンターや百貨店もあるので生活に必要なものは一通りそろう。また、救急設備を備えた総合病院もあるので安心できる。立地としては背後に山を控えており街と自然の真ん中にあるため子供の頃ならこういうところで過ごしたいと思う場所。青梅駅までは結構頻繁にお祭りやフェスタが行われており、独特の雰囲気を楽しめるのが魅力。

 

2.山と都会のハブ駅

  • 奥多摩への接続駅(ハイカーの通り道)

都心からハイキングや山の観光に来た人が乗り換えで通るため、駅自体の人通りは多い。ただ「乗換駅」にとどまっており、青梅駅に降りる目的できてもらえてないのが残念なところ。青梅駅前を盛り上げるには青梅駅に降りることを目的として駅前開発をしたいところです。

 

3.レトロな街並みを楽しめる観光地候補

  • レトロな建物が多く残っている、平屋が多い
  • アーティスト、芸術家の方々が多い

レトロな街並みとして地域開発をした過去があり、建物や雰囲気は統一された街並みである。ただ、青梅駅前商店街はシャッターが下りているところが多く活気があるとは言い難い。新規参入事業者を受け入れやすくすればレトロモダンなおしゃれな街並みにできると思うのだけど、ここに地域的なしがらみがあるらしく、なかなか開発が進まない実際があるのです。ここがネック。

私個人の感想としては、もっと商業が増やして街の活気をあげれば周囲の観光地に負けない観光地になると思うんだけどな。せっかくハブの位置にあるのだから、滞在して街並みを楽しむ、祭りに参加する、宿泊して別の街に向かう、ということができるはず。民宿みたいに低価格で長期宿泊することができれば、都会にすぐ通える別荘的な感覚で癒される街にできるんじゃないだろうか。

 

 いずれもまだまだドリームの域を出ませんが、夢をみんなに発信することできっと実現につながる時が来るはず。街の復興がチョチョイのチョイでできたらわけないですからね!

地域の活性化-人がその場所に来るまでの流れ

 突然ですが、このブログを読んでくれているみなさんは「青梅」をなんと発音していますか?「あおうめ」?

 ―正解は「おうめ」です。

 

 このブログを始めてみて気づいた事実。

  “「青梅」は知名度が低い!”

  幸か不幸か、大雪でテレビに出た関係で以前よりは「青梅」の知名度が上がったものの、やはりブログの検索ワードは「青梅 雪」なので一時的なヒットでしかないということになる。世の中には一体どれくらいの人が本当の意味で「青梅」と検索してくれているのだろう。うーん。

  地域の知名度を上げるために何からしたらいいのか考えてみた。

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